3/21/2019

読了「「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」

キンドルで読了

【メモ・ハイライト】
・感情というゴミに埋もれないためには、抽象度を上げる、つまり視点を上げて自分を客観視し、視界を広げていくことが重要なのです。
・理不尽な出来事に遭遇したときに、「なんの責任もないのに自分だけひどい目に遭った」と相手を責めるだけの人は「自分中心な人」、いわゆる「自己チューな人」です。自分中心な人は、同じ出来事を前にしても、自分中心ではない人よりも心の傷が深くなります。そして、その心の傷に長くとらわれてしまうことになります。  ここでいう「自分にも責任がある」とは、例えば夜道を一人で歩いていて暴漢に襲われた女性に対し、不用心な彼女にも責任がある、などと責めることとは違います。そうではなく、 私たちは生きていく以上、さまざまな理不尽を引き受けていかねばなりません。それが生きていくということだからです。 さまざまな理不尽を引き受け、この世界の 理 を踏まえて生きていく心構えのことを「責任」と言っているのです。
・まず大事なのは自分に噓をつかないこと。世間の通念や他人の目を気にしないこと。自分の本音の願望を頭の中で膨らませてください。
・自分の能力に対する自己評価のことを「エフィカシー」(efficacy)と言います。「自分には行動力と発想力がある!」という高いエフィカシーを持つのと、「自分には行動力も発想力もない」という低いエフィカシーを持つのとでは、実際には同じ能力でも、パフォーマンスに大きな差がでる
・「人間は我慢で成長する」というセリフをあなたに言う人がいたら、その人自身がやりたくないことをやって人生の大半を浪費してきたからです。自分の我慢だらけの人生のモノサシを、あなたに強制しているだけです。
・「やりたいことが分からない」と言う人に、私はこんな視点をおすすめします。「自分が何をすれば他人が喜ぶだろう?」という視点で考える のです。実は、それが「やりたいこと」を見つける近道なのです。
・誰かのために行動すること。それが、あなたが頭のゴミを捨て、幸せな人生を生きるために欠かせない一歩です。


著者 : 苫米地英人
コグニティブリサーチラボ株式会社
発売日 : 2014-04-14

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