10/15/2011

物に対しての考察

松岡正剛さんの本で印象に残っているのが、人は壊れやすいものほど注意を払う。
ガラス製品を買うと割れやすいので、割れないように包んでくれる。
壊れにくい、例えば服やペットボトルはたいして注意を払われないだろう。
買い物をしているとき、これに似た感覚を感じた。
というのは、探しやすい環境(amazon,価格.com,等のネット通販)で物を買った場合と
実際に街を歩き、店を探し、買った場合とを比べてみると
前者はパソコンの前に座っているだけで注文できてしまうので、さほど苦労しないであろう。
対して後者は少なからず無駄な時間というものが発生する。どうゆうことかと言うと
歩き疲れたら休憩する。信号が赤だったら待たなければいけない。
店の開店時間も注意しないといけないetc
ここの「苦労さ」と冒頭話した「壊れやすいほど注意する」ってゆうのが
なんかひっかかった。話をつづけるとネットで買ったものに対して
愛着が沸くのか、ということを言いたいのかもしれない。
値段という視点からみるとネットのほうが安い場合がほとんどである。
ではなぜ多くの電気屋、服屋、雑貨屋、本屋などが実店舗での販売を
続けているのだろうか。実際に触ってみないと分からない、触ってみたいから
という理由は、IT技術の発展でカバーされていくに違いない。
(だいたいの形、大きさはARを使ってWebカメラさえあれば家で見ることができる)
偶然を求めているという結論を出しておこう。
新宿→明治神宮→原宿→渋谷で雑貨屋を探し回って見つけられなかったものが
遊園でラーメンを食べて駅に向かっていったらたまたま見つけて欲しいものが買えた
そうゆうことなんだろう。

2 件のコメント:

  1. ちなみに雑貨屋で何を探していたんですか?

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  2. 南米系の黒人とすれ違ったときのような
    甘臭い香りのするお香。
    遊園の大桜の向かいにある雑貨屋の外に
    4本525円で売ってたw
    次はもっと強烈なものを探したい

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