2/23/2011
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
タイトルに魅かれて読んでみようと思いました。
シャバの空気を一足先に味わっている親の
助言?ってどんなんだろうって興味を持ったわけですわ。
印象に残ったのが、人の自伝?系の本を読めば
数倍人生を生きたことになるぞ。人の経験談を読んでおくと
無駄な失敗を回避することができるし、成功の秘訣なんかも
感じとることができるかもしれない。みたいなことを
書かれている章がありました。自分は中学、高校と
あまり本を読まなかった。だから大学に入って
興味を持った本を1冊借りて、そこから芋づる式に
興味&本を拡大していったわけです。
先日の記事では本棚をみて、鎖がつながってきた
感じがして面白いと書きましたが、今回は
本棚を見て、3年間で自分にしてはよく本を読んだなw
と思いました。ですが、まだまだ読む絶対数が
足りないことも分かりました。この本によれば
たぶん年200冊くらい若い内に読んでおいたほうがいい、
感じの空気が漂っています。それと小説よりは自伝のほうが
いい!とまで書かれている。My本棚の比率は
小説:5、非小説5でなかなかバランスがとれている?感じです。
これからは自伝?経験談?の本で面白そうだなと思ったら
積極的に読んでいこうかなと思いました。合間を縫って
小説もありだな。
P 130
名声と富は、一生のうちのほんと一瞬で終わることがあるが、真実と信用は
価値ある人生の支柱である。円満な家庭、健康、真の友人、忠実な社員、
真実の愛、あるいは心からの敬意といった窮極的な宝物を金で買えた人はいない。
これは第13通目の、金銭感覚はどうなっているのか、という章で書かれている
言葉です。金融業界で働いているのにも関わらず、私的な金銭問題もある。
そんな状況で息子におくった手紙です。金で買えるものと、金では買えないものがある。
その金では買えないものにはすごく大切で、「人生の支柱」とまで言っている。
やっぱり人生の支えってゆうのは、富じゃなくて家族であったり、感謝の気持ちなんだな
って思いました。
ほとんど一瞬で終わることがある、の部分にも少し興味を持っていて、
例えば定期試験のとき、一番やってはいけないのはカンニングだ、
そこで先生からの信頼を失うのが一番悲しいことだ。と高校の先生が言っていた。
名声とか、富とか信頼って築きあげるのは大変だけど、失うときは
瞬く間に崩れ落ちるよな、って思う。それに絡めてもうひとつ
3月に入ってやけに道路工事が増えたなと感じる。
地元にしても、今住んでいるところにしてもだ。じいちゃに聞いたら
予算を使いきるのに必死になっているようだ。国交省が予算**円を
要求して**円確保できたとして、その**円を使いきることができない、
例えば10億円の予算の内、9億円使っただけだったとしたら、次の年度から
予算が9億円でいいだろ、ってことになりかねない。1億円も使える金が
削減されてしまう前に、予算を使い切って来年度も同じ予算をもらえることを
望んでいるに違いない。ここで思うのが、
10億円の予算を15億円にする労力(大変さ)と
10億円の予算を9億円にされる労力(あっけなさ)には大きな差があるなと。
微妙に上の内容と焦点がずれている気もするが、ここで言いたい?感じた?ことは
良い方向に進めるためには相当の苦労が必要で、悪い方向に進み始めたら
あっという間に悪くなってしまう、ということだ。なんかどっかの授業でもやった気もするが
思いだせないのが少し残念。これ関係は今後もどっかで出くわす気がします。
2/15/2011
職業としての学問
この本も新宿ジュンク堂で買ったんですが、マックス・ウェバーってどこかで聞いたことがあり、
一冊読んでみたいなと思っていたので、この本にしてみました。
「何のために働く」とか「仕事ってなに」みたいな疑問が最近駆け巡っているので、
何か参考になるものがあればいいなと思いながら読み進めていきました。
感想として、難しかったですw自分の疑問に答えてくれたのは、前記事で読んだ
日本力かなぁ。でも気になった部分もあったので紹介します。
P 77
アメリカの若者は、何に対しても、誰に対しても、伝統や役職に対しても
敬意を払いません。彼らのとって重要なのは個人的業績だからです。
これをアメリカ人は「民主主義」と呼ぶのです。
P 118
現代人は、マスコミの影響でしょうが、いいか悪いか、ひとことで言うと何だ、
と単純化しすぎです。
この2つです。
社会主義とか民主主義、自由主義、共産主義、資本主義とか
**主義って言葉がたくさんありますが、いまいち理解できてません。
民主主義は、国民の声を聞いて国を動かすことで、
社会主義はトップがいろいろ決定したことに国民がしたがっていくことで、
共産主義は分からない。
自由主義って言葉は自由奔放なこと?w
アメリカでの民主主義ってのは個人的業績らしいのですが、
これは何かに対比させての民主主義ってことなんだろう。
いいか悪いかの二択問題はこの本でもでてきましたww
『日本力』でも、いつか読んだRSSの記事でも
今の日本には ○ × で物事を決め過ぎているということだ。
たしかに僕達は小さい頃から勉強に関して○か×かで
育てられてきたけど、ウェバーに言わせればその間のぎりぎりの世界でこそ
議論の余地がある、みたいなことを言っている。このあたりも
難しいw
20世紀最大の社会学者を理解するには、まだまだ勉強が必要だと感じた一冊でした。
2/14/2011
いい本見つけた
長野Uターン説明会が新宿であったので、ついでにジュンク堂寄って買ってきた本です。
本当は「情報選択の時代」なんとかワーマン著が読みたかったのですが、在庫なしで
この人が訳した?他に書いた?本を見ていたところ、これを見つけました。
松岡さんと外人(ブラウン)の対話なんですが、とても興味深い話をしています。
ブラウンはおれ以上に日本に触れていて、日本らしさ、日本のあるべき姿など
日本のことを深くまで追求しています。そんな中で特に関心があったものを紹介しま。
P 035
日本はなんでも○、×にしたがる。問題を縦に掘り下げないで、ボード化してしまっている。
P 099
「働く」という言葉の本当の意味は、「傍を楽にする」というものがあります。
お金のためじゃなくて周りの人のために仕事をすると、それが気持ちよく戻ってくるのです。
P 192
何かを探している時に、偶然、自分が探している以上のものを見つける。
その「偶然」を自分に引き寄せる能力のことをセレンディピティという。
P 270
・・・・でも、本当の心のよりどころはやっぱり伝統文化にあるのではないかと
ぼくは強く感じています。
なかなか考えされられることを話しています。
国の審議会?討論?などを見ていても、この○、×みたいにyes , no の二択でないと
前に進めない状況が続いていると思います。もちろん「…をやりましたか?」的な質問
に対してはyes , noで答えるのはあたりまえですが。
働く事に関しても、RSSで読んだ記事の中で、いまの人は「仕事とはなんですか?」や
「何のために仕事をしていますか?」といった根本にある意思みたいなのを持っている人が
少なくなっているようです。このことを踏まえると、傍を楽にすることが仕事と思えば
周りの空気も自然と良くなっていくのではないでしょうか。さらにこの気持ちよく戻ってくる
というのはたぶん、ありがとうの言葉であったり、会話が弾むことなんでしょう。
仕事に就いたときは、これをちょっとでも意識したいな、と思います。
セレンディピティという言葉は、茂木さんがよく使っていて、「脳の中の文学」でも
説明されていた気がします。本棚を眺めると、全く意識しないで買った2つの本に
共通点があるってなんだか不思議?でもあり、それぞれ途切れていた鎖が
くっつき始めた感じがしてなんかいいですねw
最後に、心のよりどころはやっぱり伝統文化にあるのでは、ということですが、
これは前から感じていることでした。自分では今の日本は愛国心が足りないんじゃねぇか
って言ってたんですが、この本によると、愛国心はちょっと行き過ぎていて愛郷心が
大切だよ、と書かれているんです。この愛国心とか愛郷心とか、一言でゆうと
先祖に感謝しよう、ってことだと思います。自分は歴史は相当苦手ですが、
今ある日本は昔の人が土台を作って、これからは自分の手で日本?故郷?を
支えていくぞ、という想いが必要になってきているんだと思います。
松岡正剛、エバレット・ブラウンに興味を持ったので、
他の著書も読んでみよう。
2/10/2011
2/09/2011
2/08/2011
2/02/2011
今日の記事
COP17
テレビ買い換えでのCO2排出量
冬休みに地球温暖化に関するレポートをやった名残りで気になりました。
武田さんは、エコポイントには反対で、
家電買い換える=処分する&製造する時排出される
CO2排出量がばかにならない、って立場でした。
では実際にどのくらいの量を排出しているのか調べることに、
↓の2つのサイトがなかなか参考になりました。
製品製造時のCO2排出量
CO2排出の削減根拠
電力を1kWh発電する際のCO2排出量の国内平均値は0.36kg
日本の1年間での1人当りCO2排出量は約10トンだそうです。
オール電化にしても、発電するにはCO2を排出する。
何しても排出しちゃうCO2の削減に向けて国民一人一人ができることが
微たるものすぎて悲しくなった。上のCO2排出の削減根拠を見てほしいのだが、
どれも単位がg(グラム)で、とても一年のt(トン)の単位には遠く及ばない数値になっている。
削減ということなのだから、これを見て少しづつ減らしていくだけでも無駄じゃない
って意見もでそうだけど、やっぱりもっと革新的なシステムや技術が登場するまで
武田さんの言うように、1人1人ができることなんて何もないんでしょうかね。
誰の意見が正しいとか、信じるとかなかなか難しいところですが、
環境問題を考えるのは大切な事だ。ということだけ意識していてくださいとS先生に言われた。
テレビ買い換えでのCO2排出量
冬休みに地球温暖化に関するレポートをやった名残りで気になりました。
武田さんは、エコポイントには反対で、
家電買い換える=処分する&製造する時排出される
CO2排出量がばかにならない、って立場でした。
では実際にどのくらいの量を排出しているのか調べることに、
↓の2つのサイトがなかなか参考になりました。
製品製造時のCO2排出量
CO2排出の削減根拠
電力を1kWh発電する際のCO2排出量の国内平均値は0.36kg
日本の1年間での1人当りCO2排出量は約10トンだそうです。
オール電化にしても、発電するにはCO2を排出する。
何しても排出しちゃうCO2の削減に向けて国民一人一人ができることが
微たるものすぎて悲しくなった。上のCO2排出の削減根拠を見てほしいのだが、
どれも単位がg(グラム)で、とても一年のt(トン)の単位には遠く及ばない数値になっている。
削減ということなのだから、これを見て少しづつ減らしていくだけでも無駄じゃない
って意見もでそうだけど、やっぱりもっと革新的なシステムや技術が登場するまで
武田さんの言うように、1人1人ができることなんて何もないんでしょうかね。
誰の意見が正しいとか、信じるとかなかなか難しいところですが、
環境問題を考えるのは大切な事だ。ということだけ意識していてくださいとS先生に言われた。
2/01/2011
今日の記事
サイトの信頼性の判断をサポートする
情報リテラシーには、正しい情報を見つける能力も含まれていると思っています。
でも実際に検索結果先を見て、その情報を信じていいのかいけないのか
分からないことも多々あります。
誰もが情報を発信できる社会の良さもありますが、悪い面?難しい面?は
信憑性の判断はユーザにかかっているということです。
加えてネットに転がっている情報はほとんどがゴミと言われています。
ネット社会は玉石混交でちょめちょめ、って書かれてるのもよく目にします。
そんなこんなで気になった記事が、サイトの信頼性をサポートするシステムが
開発されたそうなのです。
でもこの記事を読む限りだと、例えば
賛成100、反対9だった場合
ユーザはその情報を疑うことなく信じてしまう可能性が出てくるのでは?
と疑問に思ったり。
サポートするシステムと書いてあるように、賛成意見、反対意見双方を読んで
最後に判断するのはユーザ自身なんでしょうね。
情報リテラシーには、正しい情報を見つける能力も含まれていると思っています。
でも実際に検索結果先を見て、その情報を信じていいのかいけないのか
分からないことも多々あります。
誰もが情報を発信できる社会の良さもありますが、悪い面?難しい面?は
信憑性の判断はユーザにかかっているということです。
加えてネットに転がっている情報はほとんどがゴミと言われています。
ネット社会は玉石混交でちょめちょめ、って書かれてるのもよく目にします。
そんなこんなで気になった記事が、サイトの信頼性をサポートするシステムが
開発されたそうなのです。
でもこの記事を読む限りだと、例えば
賛成100、反対9だった場合
ユーザはその情報を疑うことなく信じてしまう可能性が出てくるのでは?
と疑問に思ったり。
サポートするシステムと書いてあるように、賛成意見、反対意見双方を読んで
最後に判断するのはユーザ自身なんでしょうね。
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