2/15/2011

職業としての学問



この本も新宿ジュンク堂で買ったんですが、マックス・ウェバーってどこかで聞いたことがあり、
一冊読んでみたいなと思っていたので、この本にしてみました。
「何のために働く」とか「仕事ってなに」みたいな疑問が最近駆け巡っているので、
何か参考になるものがあればいいなと思いながら読み進めていきました。
感想として、難しかったですw自分の疑問に答えてくれたのは、前記事で読んだ
日本力かなぁ。でも気になった部分もあったので紹介します。

P 77
アメリカの若者は、何に対しても、誰に対しても、伝統や役職に対しても
敬意を払いません。彼らのとって重要なのは個人的業績だからです。
これをアメリカ人は「民主主義」と呼ぶのです。

P 118
現代人は、マスコミの影響でしょうが、いいか悪いか、ひとことで言うと何だ、
と単純化しすぎです。

この2つです。
社会主義とか民主主義、自由主義、共産主義、資本主義とか
**主義って言葉がたくさんありますが、いまいち理解できてません。
民主主義は、国民の声を聞いて国を動かすことで、
社会主義はトップがいろいろ決定したことに国民がしたがっていくことで、
共産主義は分からない。
自由主義って言葉は自由奔放なこと?w
アメリカでの民主主義ってのは個人的業績らしいのですが、
これは何かに対比させての民主主義ってことなんだろう。

いいか悪いかの二択問題はこの本でもでてきましたww
『日本力』でも、いつか読んだRSSの記事でも
今の日本には ○  × で物事を決め過ぎているということだ。
たしかに僕達は小さい頃から勉強に関して○か×かで
育てられてきたけど、ウェバーに言わせればその間のぎりぎりの世界でこそ
議論の余地がある、みたいなことを言っている。このあたりも
難しいw

20世紀最大の社会学者を理解するには、まだまだ勉強が必要だと感じた一冊でした。

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